JUIDAドローンNEWS
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1.海外からのリリース
2.国内からのリリース
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1.海外からのリリース
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┗■ AirDataとSkydio:プラットフォーム統合に向けてパートナーシップ
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ドローンソフトウェアの米AirData UAVは2022年2月1日、米Skydioとテクノロジー
パートナーシップ締結し、Skydioの運航管理プラットフォームSkydio Cloudを
AirDataのフリートマネジメントと統合する作業を進めていることを
明らかにした。統合でシームレスで包括的な機体・車両管理ソリューションを
提供する方針だ。
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┗■ Dronetag:32gのリモートIDデバイス発売
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チェコDronetag社は2022年2月10日、外付けリモートIDデバイス「Mini」の発売を
発表した。Miniはダイレクト(ブロードキャスト)方式とネットワーク方式の
両方の通信方式を持つ。重量1.1オンス(32g)、価格249ユーロ(約33,000円)、
モバイル版とPC版アプリが付属されている。
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┗■ アントワープ港:ゴミ検知にドローン配備
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ベルギー・アントワープ港は2022年2月8日、浮遊物や漂流物の清掃を行うため、
港内でのドローン運用開始を発表した。同港は、ドローンで撮影した画像を
もとに、浮遊物のある場所を示した地図を自動作成するアプリケーション
「machine vision」を開発。1日に数回、港全体を飛行することで浮遊物の位置を
特定し、迅速かつ効率的に清掃することが可能になるとしている。
2.国内からのリリース
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┗■ ドコモ:Skydioの認定講習を提供開始
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ドコモは2022年2月9日、Skydio公認のSkydio認定講習を国内法人向けに
提供開始すると発表した。ドコモは、日本ではじめてSkydioの民間資格
「SKYDIO MASTER INSTRUCTOR」を取得しており、認定講習を日本で
唯一提供することができる。SKYDIO MASTER INSTRUCTORは、Skydio製品に
関する十分な知識や飛行実績に加えて、米国でSkydioが提供する講習
「MASTER INSTRUCTOR」を受講し、合格することで認定されるもの。
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┗■ エアロネクスト: 「地域商店街との密着型ドローン物流」実証実験を実施
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エアロネクストは2022年2月15日、セイノーHD、NEXT DELIVERYと共同で、
地域課題の解決に貢献する新スマート物流の構築に向けたドローン配送実証実験を
実施したと発表した。実証実験は、住友商事株式会社と勝浦市商工会の
協力のもと、2月9~11日に千葉県勝浦市で行われた。11日の報道関係者への
公開時には、「勝浦タンタンメンセット」が片道約1.7kmの距離を約5分間で
ドローン配送され、お客様の手に熱々の状態で届けられたとのこと。
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┗■ KDDIとJAL:基本合意書を締結
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KDDIは2022年2月15日、JALとドローン運航管理の体制構築やビジネスモデルの
共同検討に関する基本合意書を締結したと発表した。両社は、JALの航空安全
技術・知見をKDDIの運航管理システムに活用し、ドローンの衝突回避などの
運航管理業務を行う体制を構築するとしている。また、2022年度内には
離島地域において小型・大型ドローンで物品を輸送するほか、さまざまニーズに
応えるべく実証を行い、ドローン活用ビジネスを構築する予定とのこと。
┏┓ 日本化薬:「PARASAFE」を販売開始
┗■ 産業用ドローン向け緊急パラシュートシステム
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日本化薬株式会社は2022年2月15日、産業用ドローン向け緊急パラシュート
システム「PARASAFE」の販売開始を発表した。PARASAFEは、ドローンの
落下を検知し、火工品を遠隔的に作動させることにより瞬時にパラシュートを
展開し、安全にドローンを降下させる装置。日本化薬では「PARASAFE」を
通して、ドローン機体本体、搭載物、人命を守り、社会におけるドローンの
活躍の場を広げるとしている。